物件の売買手続きにおいて、ローンなどのお借入れ残債がある場合は、以下の手続きを行います。まず、金融機関に対して抵当権抹消手続きの申し込みを行います。これは、物件に設定されている抵当権を削除する手続きであり、売買が進行できる状態にするための重要なステップです。同時に、現在の管理会社に対して所有者変更の手続きを行います。これにより、物件の所有者情報を新しい購入者に変更することができます。事前の準備が整いましたら、決済日になります。この日に物件代金等の清算金を受領し、同時に所有権(登記)の移転手続きを行います。これにより、売買契約の条件が履行され、新たな所有者に所有権が移転します。上記の手続きを経て引き渡し(決済)が無事完了すると、売買取引が正式に成立します。